applescriptで一定速度でのページ送りを行う

えー、最近こんな記事を読みまして、
そういや昔速読とかでそういうことやってたなぁと思い出した次第です。
そもそも速読の類って一定の速度でページをめくっていくのが難しいんですよね。

紙の本だとページがくっついたりきちんとめくれなかったり…とイライラします。

速読とかやっていたのは勉強していた学生時代ですが、
社会人となった今でも読むものはたくさんあります。仕様書とか仕様書とか。
今読むそういう類の書籍はPDFが多く、そうじゃなくても自炊でPDF化しちゃいます。

WebページやPDFならページ送りはかと思いきや、
一定速度でPage downだのfn + ↓だのを押すのは結構面倒です。

そんなわけでこれを自動化できないかと調べていたらapplescriptで簡単に出来たのでメモ。

tell application "System Events"
    repeat 1000 times
        key code 121 -- page down
        delay 6.0 -- 6秒間隔
    end repeat
end tell

applescriptエディタで実行してから目的の書類を選択すればスクロールが始まります。
delayの値を変えれば速度を変えられるので、慣れてきたら速度を上げましょう。

autometerとかも試したのですがこれが一番簡単っぽいです。

Windows? KMmacroでも使えば出来るんじゃないですかね。

ただ、速読系の回転手法ってただ読み流すだけで簡単みたいな記述をよく見かけますが絶対そんなことないです。
リンク先の方法でも後半ではキーワードを読み取ったりキーワードの意味を理解したりしながら読んでいくのですが、
高速で流れていく情報からそれを引き出すのは非常に難しい。
特に英語。特に英語の仕様書!!

それに、あまり理解を伴わない状態でページだけをめくっていくというのは非常に単調で、
じきにボーっとしてキーワードすら拾えなくなくことが多々あります。
この作業は思った以上に集中力を必要とするものなのです。

まぁ、回転させることで知っていることというか認識していることが増えるので、
それに関する情報なり記述を見かけた時に「あーこれね」となって元文献を精読する足がかりとなったりします。
それなりに便利だと思いますよ。


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