Transcend Store Jetのパーティションを分けてTimeMachineとデータディスクを両立させる

Time Machineで大切なデータをバックアップ

さて、iOSアプリ開発も始めたことだし、そろそろデータのバックアップにも気を遣いたいところ。
MacにはTime Machineという便利な機能があるので、こいつを使わない手はありません。

Time Machineを利用するには外付けHDDが必要なので、USB3.0対応で大容量かつそこそこの値段であるTranscend Store Jet M3を購入しました。

外観

IMGP2996

グローバルモデルのためパッケージの文言はほぼ英語です。

外側のショック吸収シリコンシェル、
真ん中の対ショックケース、
内側のハードディスクサスペンション、

の3つでHDDを保護するトリプルプロテクションや、
3年保証、ワンタッチバックアップなどについて書いてあります。

内容物

IMGP2998

内容物はこの通り、
短いながらUSB3.0ケーブルも付いているのでケーブル買わなくても接続できます。

てかUSB3.0製品初めて買ったんですけどmicro-Bコネクタが異形すぎる。

mm120731_usb3_fig04b

USB2.0のmicro-Bケーブルでも繋げられるようにこの形なんだそうです。

繋いでみる

Macと繋いでみます。

IMGP3001

特にMac用とは書いてなかったんで動くか心配でしたが、ちゃんと認識しました。

それどころかご丁寧にTime Machine使えよと勧めてくる至れり尽くせりっぷり。

しかし、2TBをまるまるTime Machineに使う気はさらさら無いのでここはスルーします。

Windowsでも認識できるフォーマットで半分データ領域に

Time Machineを使用するにはHDDが「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」(HFS+)というフォーマットになっていなければならないのですが、
このフォーマットはWindowsが読み込めません。

WindowsとMac共通で読み込めるようにするにはFAT32やexFATでフォーマットする必要があります。
FAT32は4GB以上のファイルを格納できないので、WindowsXPのサポートが終了した今ならexFATですね。

というわけで、パーティションを2分し、片方をHFS+、片方をexFATでフォーマットしてみましょう。

2015-03-04-21.24.29

アプリケーション -> ユーティリティ -> ディスクユーティリティ
を開きます。

2015-03-04-21.32.48

2TB StoreJet Transcend…の「パーティション」タブを選択して、
パーティションのレイアウトを「2パーティション」にします。
それぞれ「TimeMachine」「Data」と名前をつけて適用します。

2015-03-04-21.34.11

「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」で両方フォーマットされたので、
Dataパーティションを選択してexFATで再フォーマットします。

2015-03-04-21.35.08

Time Machineの設定を開くと、Dataは選択できませんがTimeMachineのパーティションが選択できるようになります。

これでバックアップができるようになりました。

USB3.0でデータディスクも快適

スクリーンショット 2015-03-04 22.17.35

Dataの方は普通にディスクとして使用できます。
TimeMachineのバックアップを取りながらLightroomで画像を読み込んでみましたが、
内蔵SSDに保存するのと遜色ないスピードで保存できました。
このへんはSDカードのほうがボトルネックのようなので、外付けにしたからといって体感速度は変わらないようです。

Lightroomで外付けHDDに画像を読み込むときにはスマートプレビューを作っておきましょう。

うーむ、容量のディスアドバンテージを克服してしまって、これでますますWindowsデスクトップを使う機会がなくなってしまいそうだ。
15年Windows一筋でやってきた身としてはちょっと寂しいかも…

(追記)Spotlightのせいでバックアップが進まない

Time Machineの進捗が300kBとかで止まってしまいました。

「もしや初期不良か?」と疑ったのですが、
Dataフォルダが普通に使えてたのもあり調べてみると、

Spotlightの検索対象に外付けHDDが含まれている

場合にこんなことが起きるんですって。

てか普通外付けHDDにバックアップ取るんだからデフォルトで対象外にしてよApple…

Spotlightの対象外に設定する

システム環境設定 -> Spotlight -> プライバシー
を選択します。

2015-03-05-7.47.06

外付けHDDをまるまる除外項目に加えましょう。

これでバックアップが進んでくれました…


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